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横溝屋敷[横浜]

横浜市鶴見にある、横浜市指定有形文化財「横溝屋敷」へ~。

環状2号からちょっと入ったところ、ショッピングモール「トレッサ横浜」の近くにある、豪農屋敷です。

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↑表門

畑や緑に囲まれた場所で、環状2号沿いの都会の喧騒とはうって変わった雰囲気でビックリです。

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↑主屋

茅葺き屋根が立派な古民家ですね~。
横溝家は16世紀末から代々、獅子ヶ谷村の名主(庄屋)を務めた家柄だそう。
長屋門・主屋のほか、文庫蔵・穀蔵・蚕小屋の5棟があります。

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↑主屋の1階

広間・仏間・奥座敷など和室6間が連なり、日本家屋らしい眺めですw
当然、庭に面した縁側もあり、やっぱりよいですよね~、縁側。
ちなみに、この家、勝海舟や高杉晋作とも所縁があるそうです(^^

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↑2階の展示

現在は獅子ヶ谷村の歴史や横溝家の紹介など展示スペースになっていますが、元々はここで養蚕がおこなわれていたとのこと。
横浜で養蚕って意外な気もしますが、明治時代、上州(富岡製糸場が有名ですね)などから運んできた生糸を横浜港から輸出してたそうで、それに影響を受けて横浜郊外の農家でも養蚕が盛んにおこなわれたんだとか。

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↑2階から穀蔵の眺め

穀蔵は文字通り穀物の貯蔵倉ですが、現在は農具や養蚕関連の古道具の展示スペースになっています。

入館無料ですし(寄付金は気持ちだけ入れましたがw)、無料駐車場もありますので、興味のある方はぜひ立ち寄ってみてください。

横溝屋敷【HP
神奈川県横浜市鶴見区獅子ケ谷3-10-2
開館 9:30~16:30
休館日 第1・第3月曜(※祝日の場合は翌日)

富岡製糸場[群馬]

先日世界遺産への登録が決定した「富岡製糸場」へ行ってきました♪
何年も前から"行きたいな"と思っていたのですが、今回晴れて訪問できました。

上信越自動車道・富岡I.C.で降りて、10分ほど北上すると到着♪

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製糸場には駐車場がないので、近くの有料駐車場に駐めることになります。
GWには観光客が殺到していたそうですが、平日のこの日もけっこうな人出でした。
こちらの元"検査人館"の建物で券を買って入場。

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ボランティアさんによるガイドツアー(所要40分)もありますが、混雑していたので好き勝手に回ることにw

目の前には、教科書やメディアでおなじみの、レンガ造りの"東繭倉庫"。
繭の保管場所ですね。

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ちなみに、この建物、正確には"木骨レンガ造"らしいです。
"鉄骨"というのはよく聞きますが、木材で骨組みを組んで、壁部分はレンガを積み上げているので"木骨レンガ造"ということ。

レンガの積み方も"フランス(フランドル)積み"という手法をとっており、これは見た目優美な反面、壊れやすい積み方だそうですが、木骨組みにより建物の重量が主に木骨にかかるためレンガ壁がいままで良好な状態を保っていられたんだとか。
まさに、時代(明治維新直後)を反映した和洋折衷技術ですね(^^

東繭倉庫1Fは展示スペースやお土産コーナーになっています。かなりの混雑です。

一方、東繭倉庫の左手の方に回り込むと、その他の建物群が見れます。
まずは、工場のメインである、繭から生糸を取る作業が行われる"操糸場"。

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こちらの建物は木造ですが、従来の日本にはない建築工法"トラス構造"を採用し、内部空間に柱のない大空間を実現しています。

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"大黒柱"が当たり前の当時の日本人としては、この大空間はビックリだったでしょうねw

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↑小屋組みを三角形を基本としたトラス構造にすることで、スパン(柱と柱の間)を広くすることが出来るんですよね。その分、奥行き方向はスパンが短くなるわけですが。。。(それを解消する方法として現代では立体トラス構造を利用します)

また、採光のため多くのガラス窓が設けられていますので、室内は明るいですね。
ガラスも当時の日本には製作技術はなかったので、輸入品だそうです。

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↑こちらは、昭和40年代以降に導入された自動操糸機。

つづいては、ブリュナ館。

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当初は、フランス人指導者・ビュリュナ氏の住居として建てられたそうですが、のちに工女たちの夜学校として使われたそう。
国策工場で働けて、技術が習得でき、勉学にも励める、ということで、全国から良家の子女が集まってきたそうですね。

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↑敷地内に診療所もあります。

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↑こちらは寄宿舎です。

再び、東繭倉庫まで戻り中庭へ~。
すると。。。

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倒壊した"乾燥場"(><)
『震災?』と思いましたが、昨冬の大雪で潰れてしまったそうです。
世界遺産登録間近なのに。。。復旧の目途もたっていないようです。

さらに奥に進むと"西繭倉庫"。

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機能としては東繭倉庫と一緒です。
ここまで入ってくる人は少ないみたいなので、写真撮影場所にはいいですね(^^

富岡製糸場【HP
群馬県富岡市富岡1-1
TEL. 0274-64-0005
開館 9:00~17:00
休館 12月29日30日31日 
※平成27年1月~3月の毎週水曜(祝日の場合は翌日)

Sajilo Cafe forest[軽井沢]

吉祥寺で人気のカフェ「Sajilo Cafe」が軽井沢にもお店を出したと聞いて、行ってきました。
旧軽銀座から一本裏に入った、軽井沢会テニスコート近くにある一軒家(元別荘?)です。

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テラスデッキもある白い外壁の建物は、吉祥寺の店のシャギー感よりも、フェミニン色が強い印象ですかね。

ちなみに、駐車場は2台分ほど。すぐに満車&狭いとこを入ってゆくので(場所柄たくさんある)近くの有料駐車場に停めるのも手ですかね。

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店内も、白を基調としながらジャンク系のアイテムを配置して(吉祥寺のお店と同様)おしゃれ感満載です♪
そして(写真には写ってないですが)白い天井と太い古木の梁のコンビがちょっとリゾート感を醸しています。

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先客はいなかったので、サンルームぽい席をゲット。2面全面ガラス扉ですので明るく、外も見渡せます。

料理はお馴染みのネパール・カレー。
今回はチキンカレー+ナン+ラッシーのランチセットを注文。
辛さを聞かれますが、こちらのカレー、それほど辛くないので(辛いのが苦手な人以外は)ちょっと辛目を指定しておいた方がベターです。

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で。。。ナンがでかっw (吉祥寺店も)こんな大きかったっけ?
でも、軽い口あたりなのでパクパク食べられ、かんたんに平らげました(^^
カレーももちろん美味しいです。
値段は、東京よりもちょっと高いのかな? まぁ、観光地だからしょうがないですね、許せる範囲ですw

Sajilo Cafe forest【HP
長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢859-1
TEL. 0267-42-5541
営業
[Lunch]11:00~15:00(14:30L.O)
[Dinner]17:00~21:00L.O
※土日祝日は通し営業
※8月は無休

聖パウロカトリック教会[軽井沢]

旧軽井沢銀座近くにある、有名な「聖パウロカトリック教会」へ。

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1935年に英国人ワード神父によって設立された教会で、軽井沢を代表する歴史的建造物です。

設計はアメリカ人建築家アントニン・レーモンド。
あのフランク・ロイド・ライトの弟子で、帝国ホテル設計の際彼とともに来日し、独立後はこの教会をはじめ、日本に多くの建築を残したばかりでなく、前川國男、吉村順三など日本人の大建築家を輩出した、有名な建築家です。

思ったより、こじんまりとした建物です。
傾斜の強い三角屋根が印象的ですが、木×コンクリ×ガラスのコンビネーションが絶妙で、古臭さを感じさせないデザインになっていますね~♪

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↑サイド面はコンクリ打ち放し

奥の尖塔のデザインは好みが分かれそうですが。。。w

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この日は臨時閉鎖中で礼拝堂の中には入れなかったので、外観を観るだけで残念でした(><)
入り口のステンドグラス窓からちょっと覗いたんですけどw、厳かな雰囲気で、次回はぜひ中へ入りたいものです。

聖パウロカトリック教会【HP
北佐久郡軽井沢軽井沢179
TEL. 0267-42-2429
開館 7:00~18:00 ※挙式・礼拝中は入堂不可

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Profile

市朗。横浜在住。
建築学科卒。30代。木フェチ。
F.L.ライトやハンスJ・ウェグナーが好き。

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