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Brutus「家具が育てる部屋。居住空間学2010」

以前チラッと紹介したきりだったので、今回はしっかりめのレビューを♪

Brutus「家具が育てる部屋。居住空間学2010」

「家具が育てる部屋」をテーマに東西の個性的な部屋を紹介しています。

まずは、(先日私も行ってきた)『タミゼ黒磯』。

brutus_tam.jpg

恵比寿の古道具屋「antiques tamiser」のオーナー吉田昌太郎さんが開いた観光案内所と別宅です。
さすが癒されそうな空間に仕上がってますよー☆

つづいて、北欧家具好きにはおなじみの、椅子研究家・織田憲嗣さんのご自宅。
マニア垂涎の、ハンス・ウェグナーなど有名デザイナーのレアなプロダクトなど多くのコレクションをお持ちの氏ですが、その中から厳選した150脚をどう置くか、を軸に自ら設計した家だそうです。

氏の著書はいくつも読みましたが、自宅を見たのははじめてかも!?
ただ、(意識的なのか?)家の全体像がわからない写真ばかりなのが、ちょっと残念。。。

「住み継ぐ。」というコーナーでは『大和町の家』『湘南茅ヶ崎の家』が紹介。
名作住宅として住み継がれている、とのことで、『湘南茅ヶ崎の家』は吉村順三氏が設計した家とのこと。
「吉村順三かー、御大ですなー」と見ていたら、現在の家主は熊澤酒造のオーナー一家だそう。
熊澤酒造といえば、やはり以前行ったこちらじゃないですかーw
よいお店でしたが、なるほどオーナーさんがよいセンスをしてるんですねー(^^

そのほか、『憧れの家具から妄想する8つの部屋。』なんて面白い企画も。
イラストレーターや建築家などクリエイティブな8名が、自分の好きな家具を1つ選び、それを核にどんな理想の部屋を手に入れたいか、妄想するという企画なのですが、いろいろ個性が出てなかなか面白かったw

また、NYのクリエイターたちがいまマンハッタンを離れ、居を移しはじめているという"ハドソン・ヴァレー"の特集も興味深かった。
とくに、マルセル・ブロイヤーのトレーラーハウスは「おおっ」ってかんじです(^^
ああ、あと、巨岩ハウスはちょっとライトの"FallingWater(落水荘)"を彷彿させます☆

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Profile

市朗。横浜在住。
建築学科卒。30代。木フェチ。
F.L.ライトやハンスJ・ウェグナーが好き。

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