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函館山の夜景[函館]

いよいよ函館山の夜景見物に出掛けましょう(^^

暗くなってからだとロープウェイが激混みだと聞いたので、日が暮れる前に山頂へ登ってしまおうという算段です。
再び函館山麓の駐車場に車を駐めて、ロープウェイに乗車。

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けっこう大きなロープウェイなので、まだ空いていて、窓から景色も楽しめました。

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函館山の夜景は有名ですが、実際に行ったことがない人が漠然と誤解していること、

“函館山から見えるのは渡島半島の夜景である”

案外、こう思っている人が多いらしい。もちろん、これは間違いです。
行けばわかりますが、函館山は出島のように突出した"陸繋島"であり、よく見る夜景(の写真)は陸繋砂州の部分なんですよね。

形としては(渡島半島に)似てるっちゃ似てるので、間違えても仕方がないところですが(^^

さて、山頂に着いたら、レストランで食事でもしながら日が暮れるのを待とう、という企みでしたが、展望台2Fのレストランは既に大混雑(><)

断念して、諦め気味に3Fのティーラウンジに寄ると割と空いてる。しかも運よく窓際の席をゲットできました♪
こちら、ティーラウンジとのことですが、カフェテリアって方が正しい気がしますw
軽食(ソーセージ盛り合わせ等)やお酒(ビール、ワイン等)が頼めるので、時間潰しも問題ないです。

まだまだ山の上は寒い季節だったので、外で待つはめにならなくてよかった(^^

段々と日が暮れてきて、綺麗な夜景に♪
この日はちょっと霞がかかってたんですけどね。やっぱり(空気が澄んでる)冬場の方が綺麗らしいです。

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じつは今回、約20年ぶりに函館山の夜景を観たのですが、以前より光量が減ったように思いました。
最近は、函館も人口流出が続いているようで、そのうちもっと寂しくなっちゃうのかもしれませんね(><)

P.S.
帰りのロープウェイは混雑で大変でした。しかも、中国人が多すぎで五月蝿いorz

五稜郭&箱館奉行所[函館]

今回は、函館旅行の超定番観光スポット「五稜郭」へ~。
五稜郭は函館市街からは車で20分ほど、ちょっと離れているんですね。

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五稜郭のそばには、こちらも有名な五稜郭タワーがそびえています。

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お堀を越えて、土手を抜けると、"箱館奉行所"が現れます。

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五稜郭といえば、『榎本武揚や土方歳三らの旧幕府軍が占領し、新政府軍と戦い散った地』というイメージですが、元々なにがあったの?と言われると。。。

 城(天守閣)? 軍事要塞?

いやいや、箱館奉行所があったそうです。
その奉行所は箱館戦争終結後解体されてしまいますが、平成22年に復元されたのがこちらです。

奉行所というと、江戸の町奉行所から「警察署&裁判所」的なイメージですが、実際は行政の中枢なんですね。
とくに函館はペリー来航により開港が決まり、北の玄関口となったので、日本初の洋式城郭・五稜郭で守りを固めたということらしい。

う~ん、知ってるようで知らないことも多く、歴史の勉強になりました(^^

そうそう、五稜郭は桜の名所でもあるんですよね~。

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一週間後、桜が満開になったところで、ふたたび写真をパチリ♪

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五稜郭【HP
北海道函館市五稜郭町44
TEL. 0138-21-3456(教育委員会生涯学習部文化財課)
営業 ≪箱館奉行所≫
【4月~10月】9:00~18:00
【11月~3月】9:00~17:00
定休 年末年始

高橋病院天使寮[函館]

(前回の)中華會館から、とりあえず駐車場に戻ることに。
その途中、日和坂でこちらの建物を発見♪

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1928年海員ホームとして建てられた伝統的建造物で、現在は高橋病院の寮として使われているそうです。
名前は「天使寮」。なるほど、白衣の天使の方々の寮なんですねw

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ブラウン×ホワイトの色遣いが瀟洒な洋館ですね。
一階の下見板張りは函館ではよく見られる工法ですが、屋根下の破風部分は木骨を露出させたハーフティンバー風なデザインはちょっと北欧チックですね。
函館では珍しい様式だそうです。

現役の寮ですから当然、中は見学できませんが、海員の社交の場として使われていたホールなどが現存しているそうです。

高橋病院天使寮【HPなし】
北海道函館市元町32-13

旧イギリス領事館&中華会館[函館]

(前回の)元町公園を出て、すぐ隣りにある「旧イギリス領事館」へ。

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大正から昭和にかけての約20年間領事館として使われ、現在は函館の開港の歴史やイギリス関連などの展示室など記念館的な施設になっています。

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観覧は有料なので、外観だけ見て帰ってきたのですが。。。
イギリスにちなんだ雑貨ショップやカフェなどは無料で利用できたんですね。入らず失敗した(><)

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外観は、遠目に見るといいかんじなんですが、近くで見るとけっこう普通の洋館でしたw
ガーデンも無料で観れますので、花や緑が綺麗になる初夏の頃(→とくにバラの季節?)はもっと良さそうですね(^^

旧イギリス領事館【HP
北海道函館市元町33-14
TEL. 0138-27-8159
開館
【4月~10月】9:00~19:00
【11月~3月】9:00~17:00
休館 年末年始


つづいて、大町駅方面に4,5分ほど歩き、やってきたのは「函館中華會館」。

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こちらは、国内で唯一現存する清朝建築様式の建造物だそう。
函館在住の華僑たちが中心となって、資材はもとより設計者や技師も中国から集め、1910年に建設し、現在もその姿を残している、とのこと。

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↑見ての通り赤レンガ造りですが、屋根の形や翡翠のような緑色の窓などなど(赤レンガ倉庫なんかと違って)みごとに中華風味ですね~w
存在感もひと際です。

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ただ、建物の老朽化等を理由に一般公開は休止していますので、内部の見学はできません。
登録有形文化財などに指定されているため簡単に壊すわけにはいかないでしょうから、今後はどうするんですかね?

函館中華會館【HP
北海道函館市大町1-12
TEL. 0138-22-1211

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Profile

市朗。横浜在住。
建築学科卒。30代。木フェチ。
F.L.ライトやハンスJ・ウェグナーが好き。

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